2019年4月24日
「原発事故被害者の救済を求める全国運動」では、「原発事故被害者に安心して健康に生きる権利と知る権利の保障を求る」請願の提出と提出集会をを開催いたしました。
2013年に行った第1期の請願署名は197,617筆。第2期は131,005筆。2016年の第3期は193,197筆。
今回の第4期は、96,518筆。ということで、4期合わせると618,337筆の署名を提出したことになります。
これまで一度だけ、請願項目の一部であった、原発賠償請求に時効を適用しないで欲しい、という項目だけが採択されましたが、他はすべて審議未了となっています。
何度、請願しても、何十万筆集めても変わらない、内閣も変わらないし、いずれ審議未了にしかならないと思う人もいるかもしません。効果が見えにくい国会請願ですが、決して無駄にはならないと思ってます。
請願紹介議員は、衆議院、参議院合わせて40名以上、後ほどご報告いたします。
今回の請願項目は4つ。どうか、きちんとした審議をおこなっていただきたいと思います。
1. 原発事故避難者の実態把握に基づく支援の実施を求めます。
2. 健診の福島県外への拡大、内容の充実、医療費の減免、子どもたちの保養のための措置を求めます
3. モニタリング・ポストの継続設置を求めます。
4. ALPS汚染水の放出・汚染土の再利用による放射性物質の拡散をしないでください
提出に先立つ集会では、以下の現状報告がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=6cyiT2xVyT8
当日の記録動画 (提供uplan)
・原発事故被害者の救済を求める全国運動から
佐藤和良(全国運動共同代表、いわき市市議会議員)
・避難者の置かれている状況
除本 理史(大阪市立大学教授)
村田 弘(「福島原発かながわ訴訟」団長/ひだんれん)
瀬戸 大作(避難の協同センター 事務局長)
・福島からの声/高まる保養の必要性
福島のお母さんから /矢野恵理子(福島ぽかぽかプロジェクト)
・モニタリングポストの継続配置を求めて
人見やよい/モニタリングポストの継続設置を求める市民の会
・どうなる? ALPS汚染水の放出、除染土の拡散
満田夏花(国際環境NGO FoE Japan)
今回出席した国会議員は、衆議院議員の山崎誠さん、菅直人さん、参議院議員の紙智子さん、岩渕友さん、川田龍平さん、福島みずほさん。
その他、秘書の方々多数。ありがとうございました。